1週間に1回ブログ書くって言ってから
前回の記事は2ヶ月前。。。
そういうものです。きっと。
今回は「本を読むこと」について書いてみようと思います。
わたしは高校のときに1年間留学したのですが
それまで一切、本を読みませんでした。
読書嫌いだった。
留学中に両親がダンボールで
それはそれはお硬い本を沢山送ってくれました。
「カラマーゾフの兄弟」とか「罪と罰」とか
重めの海外文学。
それを貪る(むさぼる)ように読み
本の楽しさを知りました。
私にとって読書とは
一言でいうと
疑似体験
です。
疑似って言うと非日常っぽいんですが
疑似体験が日常の中にあるって言いますか
本の世界にワープして意識をそこに向かわせ
そこで体験したことは日々のわたしを作っています。
なんとなく私の本の読み方としては
- 1年間で200冊くらい読む
- ファンタジーと漫画は苦手
- 複数同時に読む
- つまらなかったり気分じゃなかったら読むのやめる
です。
ゆっくり時間をかけてじっくり読む本もあれば
資料のように情報・知識だけ吸収したいので
1時間程度でバーっと読んじゃう本もあります。
ファンタジーと漫画は
何回も楽しさを味わいたくて挑戦したのですが
どうしても苦手。
それでも、まだ未練があり
これからも挑戦するつもりです。
あと、結構びっくりする人もいるかもしれませんが
一度に5冊くらい並行して読みます。
小説でも、実用書でも、エッセイでも
同時に読みます。
もちろん夢中になって1冊を一気に読むこともありますが
気分で色々読み分けます。飽きやすいのでそれも一因です。
で、
内容がわからなくならない?
とか聞かれるのですが
平気です。
平気っていうのは「気にしてない」ってことです。
例えば小説を3つ同時に読んだとして
時代も異なれば
登場人物も舞台も違うんですけど
パラレルワールドです。
それが体験として楽しい。
これは組み合わせの妙もあって
その時の別の小説との相乗効果もあったりします。
あと
読んでる本がつまらなかったり
期待していたのと違ったり
今の気分じゃなかったら
すぐ止めます。
面白くなるかもしれないから
もうちょっと読んでみようと
思うときはその気分に任せるときもあるけど
合わなそうと思ったらすぐ止める。
なので、基本は図書館で借ります。
わたし繰り返し読む本って少ないのです。
また読みたくなったら借りればいいし。
- 素敵すぎるので所有したい
- 分厚いので時間がかかる
- 図書館になくてリクエストもできない
以上の理由で購入することもあります。
ちょっと前までは
直木賞と本屋大賞とブッカー賞は
ほぼ読んでましたが
別に毎回読まなくてもいいかっ!って思って
現在は気になるものだけ読んでます。
ここまでが
わたしの本の読み方のスタイルのご紹介でした。
ここからは
そもそも何で本を読むのか?
ということを書きたいと思います。
疑似体験をすることで
自分の中の引き出しを増やす。
自分の引き出しを増やすと
共感度があがります。
これは本の中で書かれていることに
自分が共感する(モヤモヤしていたことを代弁してくれた等)もあるし
日常で誰かと話してて
「○○のような時はこういう感情」
「こういう現象がおきるのは△△が理由」とか
本の一文のおかげで他者に共感できる
というメリットがあります。
知っているし体験済みなら もうそれはOK(グレーの部分)
未経験のことを「知っている」状態にすることが
読書の意義かなと思います 。赤の部分。
そして
オレンジの部分
実は同じような体験、気持ちになったことがあって
モヤモヤしていたのだけど
本の中で「そういう事だったのか!」と気づくことも
読書体験で可能です。これ結構好き。
あの嬉しい気持ち、悲しい気持ちは
このように表現するとピッタリなのね と言った風に。
で、読書に限らず
人間は知らないことを経験して
成長していくことが醍醐味ですね。
楽しいことも辛いことも成長させてくれます。
それは★の部分に隠されている。
生まれてから死ぬまで 日常は
青からグレーになる事柄の連続です。(矢印の部分が人生そのもの)
望む望まないに関わらず
そういうものです。
そこで
読書で赤の領域を増やすことにより
少しだけ青の部分を減らすことができます。
体験したことないけど「知らない」から「知っている」へ。
これは勉強とか学ぶことに似てますね。
また異なった価値観を知る(共感まではできなくても)は
とても大切です。
まぁ 知っていて経験済みだからと言って
上手に立ち回れないこともあるし
知っているつもりでも間違って捉えていることもあるし
頭でっかちで実践が伴わないことも多々あります。
それでも
読書は素敵。
このブログで記事を書いてみようと思って
思考を整理してみたけど
ただ単に読書は心を慰めてくれます。
そこが好き。
どんな時もページを開けば
そこには別の世界が広がっていて
現実逃避だって良いのです。
どうせ、戻ってくるのだし
逃避したい現実があったとしても
本の中で少しでも勇気づけられて
また元気よく日常に戻れればそれで良い気がします。
美しいことば
美しい表現
そういうものを自分に取り込んで
普段の生活が輝く瞬間があります。
引き出しの話でいうと
下品だったり、残酷な引き出しは
積極的に増やしたくないので
(未体験・未知は残るけど)
私個人的には
そういうものは避けてます。
誰かのおすすめ本を見つけたり
本を紹介する本
読書の本
とか本当に大好きです。
新しい読みたい本を見つけて
わくわくしている瞬間の
あの体中をめぐる高揚感!
今回は本を読むことについて
書いてみました。
何なら図まで描いて意欲的に綴ってみました。
皆さんはどんな風に本をお読みになられますか?
お好きな本はありますか?
ぜひ教えて下さい。